フィリピンへ行って感じたこと
僕が大学に入る前に英語を勉強しようと思い、フィリピンのマニラへ1ヶ月間の留学をした。本当に色々な刺激的な経験をすることができた。
まずマニラの空港に着き、お腹が空いていたのでケンタッキーへ寄り空腹を満たそうとしたら、窓越しから僕の食べている物を指さし、「それをちょうだい」と言っている様子だった。
僕はそんな経験を今までしたことが無かったので、開いた口が塞がらなかった。
その子にハンバーガーをあげようと試みたところ、隣に座っている人に止められた。一人にあげたら皆が寄ってくるだからという。
かたやスーパーへ行ってみるとアクセサリーを付けたストリートチルドレンとは全く違った雰囲気の人も大勢いたため、なぜこんなに貧富の差が生まれるのだろうと考えざるを得ない感じだった。
自分が当たり前と思って食べていたハンバーガー1つでこんなにも深く考えることになるなんて日本にいるときは考えもしなかったし、できなかった。
”カルチャーショック”という言葉で表すのは簡単であるが、「自分がまだ知らないもっと深刻な場所があり、自分が当たり前だと思っていることは決して皆が当たり前とは思っていないんだな」と改めて考えさせられた良い機会でした。